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インフルエンザ。

今年も大流行の季節がやってきます。

医療機関では今年のワクチンが準備でき始めており、予約すれば受けられるはず。

予防接種自体は任意なので、「別に受けないよ」派と「当然毎年受けるよ」派にわかれますよね。

確かに、インフルエンザにかかるリスクが高い環境にいる方とそうでない方がいますし、それについては自己判断でいいと思いますが、いざという時のために、インフルエンザの特徴と予防、かかった時の対処法を知っておきましょう。

インフルエンザに罹ったらどんな症状?

インフルエンザに感染すると、ふつう、発熱(38℃以上の高熱)・頭痛・全身の倦怠感・筋肉痛・関節痛が、びっくりするほど急激に現われます。

そのあと、咳や鼻水などの症状が現れて、だいたい約1週間で良くなっていきます。

高齢者は特にですが、呼吸器・循環器・腎臓に慢性疾患を持つ方や、糖尿病などの代謝疾患を持っている方は要注意です。

それらの疾患が悪化することが多く、呼吸器に二次的な感染症を起こしやすいこともわかっています。

子どもの場合は、中耳炎の合併や熱性痙攣・気管支喘息につながることもあります。

このように、元気な人はいいのですが、高齢の方や子どものインフルエンザが重症化したら二次感染で大変なことに・・・

身近に高齢の方・小さなお子さんがいるご家庭では、家族全員でまずは予防に努めましょう。

そうでない方も、もしもかかった時に人にうつさないよう・自身の症状を軽く済ませるためにも予防が大事です。

インフルエンザの予防法

こちらは、厚生労働省のHPでも紹介されていますが、有効な予防法は大きく6つあります。

  • 流行前のワクチン接種
  • 飛沫感染を阻止する咳エチケット
  • 手洗い・うがい
  • 適切な湿度を保つ
  • 抵抗力UPのため十分な休養と栄養摂取
  • 人込みや繁華街を避ける

流行前のワクチン接種

インフルエンザのワクチンは2つの効果があります。

感染した後に、発症する可能性を低くする効果と、発症してしまった時に、重症化するのを防ぐ効果

ワクチンの接種は医療機関によって費用が異なりますが、高齢の方と同居の方や小さい子どもがいるご家庭、受験目前の学生さんは必須で受けましょう。

ワクチンは早いところだと9月から、だいたい10月以降は多くの医療機関で受けられます。

インフルエンザにかかってからでは全く意味がないので、早いうちに予約して受けに行きましょう。

費用は医療機関によってさまざまです。

ワクチンの種類は同じなので、余裕があるならば安い医療機関を探してもいいかもしれませんね。

飛沫感染を阻止する咳エチケット

前述しましたが、インフルエンザの感染経路は飛沫感染。

感染を阻止するためには感染経路を断絶することに限ります。

要するに、感染した人の咳やくしゃみがかからなければOKなわけです。

でもそれは難しい場合が多いのが現実です。

インフルエンザは、感染しても全く症状のない例や、症状が軽くただの風邪だと思い込んでいる場合もあります。

インフルエンザの飛沫感染を防ぐのは、患者本人が自分の咳やくしゃみを人にかけないよう必ずマスクをすることが大事です。

マスクの効果は、人からうつるのを防ぐよりも、自分が感染した時に人にうつさないようにする時こそ発揮されます。          

知っていましたか?これが正しい咳エチケットです。

手洗い・うがい

インフルエンザウイルスは石鹸と流水で洗い流すことができます。

外出後は必ず手洗い・うがいを心がけましょう。

また、くしゃみを口で覆うこともあると思います。

その手はハンカチやティッシュで拭いただけじゃだめです。

すぐさま化粧室に駆け込んで手を洗うことが基本です、

ちなみに、効果のある手洗いの方法はこちら。

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出典:厚生労働省「手洗いで感染予防」資料

適度な湿度の保持

空気が乾燥すると、のどなどの粘膜の抵抗力が落ちるためインフルエンザにかかりやすくなります。

特に乾燥しやすい冬季の室内では、加湿器などを使って湿度を50~60%に保ちましょう。

加湿器がないご家庭では、濡れたタオルを室内に干しておくだけでも全然違いますよ。

十分な休養とバランスのとれた栄養摂取

これはインフルエンザに限りませんが、感染しないために体の抵抗力を高めることが大事です。

十分な休養とバランスのとれた栄養摂取、ストレスを溜めない生活を心がけましょう。

免疫力UPには「笑い」の効果もありますよ!

日ごろから、大笑いしあえる友人がいたり、ふふっと微笑むことができる趣味などがあるといいですね。

人込みや繁華街を避ける

インフルエンザが流行してきたら、特に高齢の方や基礎疾患のある方・妊婦さんは、なるべく人混みや繁華街への外出を控えましょう

10月・11月は各地の学校で運動会や体育祭、文化祭が催されることが多く、孫の活躍っぷりを見に行こうとされる方もいらっしゃると思います。

でも、行く前にその学校でインフルエンザが流行ってないかを必ずチェックしてくださいね。

また、流行時期の満員電車も感染のリスクが高いです。

年末の仕事の追い込みで疲労が溜まっている方は、ラッシュの時間帯をなるべく避けるほうがいいですね。

乗車する時には、マスクでのどを乾燥させないように&周囲の感染者からうつるのを防ぐようにしましょう。

インフルエンザにかかった時の対処方

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では、インフルエンザにかかってしまったらどうすればよいのでしょうか?

具体的には次の5つで対処しましょう。

  • 早めに病院へいく
  • 安静にして、休養をとる。特に睡眠最優先で!
  • 十分な水分補給。ポカリじゃなくてもOK
  • 周りの方へうつさないようマスクを着用する
  • 人混みを避けて、無理をして学校や職場等に行かない

病院に駆け込んだ場合、医師の判断で薬が処方されます。

ただし、薬の効果は症状が出始めてからの時間や病状によって変わってきます。

場合によっては薬を使用しないこともあります。

通常、発症から48時間以内に服薬を開始すれば症状は軽くなります。

2日経過すると効果が期待できないため、インフルエンザかな?!と思ったら早めに受診しましょう。

ちなみに、学校に通うお子さんがインフルエンザに罹った場合、出席停止期間が定められています。

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出典:文部科学省「インフルエンザ出席停止期間について」

なお、社会人の方は、学校保健法のような「出勤停止」等の規定はありません。

でも、インフルエンザの感染力は脅威であり、社内で一旦流行してしまうと業務に差し支えます。

会社の規則で、学校保健法同様の「出勤停止期間」を定めているところも多いですよ。

おわりに

いかがでしたか?

インフルエンザの予防と、かかってしまったときの対処法、少しご理解いただけましたでしょうか。

それぞれお考えはあれども、流行シーズン前に、早めの予防接種を強く強くおすすめします!

もしもかかったら、それはそれは辛いですからね・・・

私はもう今シーズンの予防接種、予約しましたよ~

参考:

国立感染症研究所:「インフルエンザとは」

文部科学省学校において 予防すべき感染症の解説